Linuxの生みの親が考える人生感 [書評] それがぼくには楽しかったから

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前から読みたかったので読んでみました。

Linuxの生みの親、Linus Benedict Torvaldsの著書であり、 彼の人生論が詰まった内容。

リナースの人生の意味とは

p013
1.生き延びること
2.社会秩序を保つこと
3.楽しむこと

人は生誕からこの順番で人生を歩み、3の「楽しむ」ことまでに 辿りつければ人生のゴールと言える。

  1. に関しては生命の維持、子供時代の食べるや寝る
  2. 親とのつながり、学校、そして地域から社会へ
  3. そして、次のステップで自分自身がいかに、物事や生活を楽しくなるか。

このコンピュータと全く関係ない序章から、物語が始まる。 そして、彼の幼少からオタク時代開幕の学生時代、 そしてLinuxの開発の切っ掛けとなった出来事がおこる。

Linux誕生の切っ掛け

それは当時、彼自身が利用していたOS「minix」の最大の欠点が原因だった。

その欠点とは、インターネットが利用できないことである。

彼は自宅PCから電話回線を通じて大学内にあるUNIXサーバーにログインし メールや論文を読みたいと考えた。 しかし「minix」ではできず、そこでプログラムの改修を考えたが、書き換え不可能な 壁にぶち当たる。

しかし、彼はあきらめず、数カ月間、プログム書く→寝る→書く→食べる、、、(以下略 全ての時間をプログラムすることに費やして、学内サーバーとの通信するソフトをかき上げるのであった。

このソフトは、OS「minix」を必要としない学内サーバーと通信するためだけの ソフトであり、後の「Linux」の原型となるソフトの誕生であった。

その後、彼は自分のPCにデータを保存したいがために、ファイル保存、読込みといった 機能を追加していくのであった。

その後、OSの公開、著作権問題など紆余曲折が続く

オープンソースこそ本質である

話は流れ、Linuxが世界中に知れ渡り、Linuxの開発手法、 オープンソースが多いに影響をもたらしたインターネット、情報革命、そして現在社会。

いままでの社会は技術情報は秘蔵とされ、ある人などは死ぬまで秘伝などは秘匿、 もしくは墓までもっていきお蔵入りといったことが一般的ではあった。 が、しかし、現在の社会では、情報をオープンすることにより、 直接利用する人からの反応、また改善と言った良い影響の連鎖が続く。

そして、現在では個人にいたっては、携帯でのメール、SNS(mixi facebook)やtwitterといった 深く関わりのあることまでオープンに至っている。

おわりに

2001年発行の本で約10年前となりますが、現在にも内容が十分当てはまり、今に至るまでの過去が何度も「なるほど」と思ってしまいました。 本書内容はシステムに詳しくなくてもオススメできる一品、 Linuxに何らか形で関わっている人であるならば必読といえます!

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